歴代米国大統領の元通訳が教える英会話学習法・英語ぺらぺら君中級編

自閉症は中枢神経(ちゅうすうしんけい)のびょうき

自閉症・じへいしょうは、さいきんのけんきゅうで中枢神経(ちゅうすうしんけい)の病気だということがわかってきました。

それでは、中枢神経ってわかりますか?
ずいぶんむずかしいことばです。


にんげんの体には、あちこち神経(しんけい)がはりめぐらされていて、体で感じたいろいろな情報(じょうほう)を脳(のう)に送りこんでいます。脳はそれらの情報(じょうほう)を受けとって、整理したり、判断したりして、体を動かしたりする命令を出しています。

体と脳をつないでいる神経のなかで、いちばんおおきいのが脳とせきずいの神経で、これを中枢神経といいます。自閉症の子は、この中枢神経に障害をもっているのです。
 


自閉症の子は、目や耳のはたらきにはなんの障害もありません。
あなたの声はきこえているし、あなたのすがたも見えているのです。


でも、目や耳から入ってきたきまざまな情報を整理して、全体としてまとまった意味のあるものにする(これを認知・にんちするといいます)ことがにがてなのです。


つまり、ある風景を見て、その中の特定のものだけ、たとえば、手前に移っている木とかだけが強調されて、全体になにが写っているのかがよくわからないというようなことになります。
 


耳についても同じです。耳で音声をキャッチしても、特定のことばだけが強調されて、話の全体がつかめないのです。

外国人に英語で話しかけられたとき、知っているいくつかの単語はわかっても、いっていることの全体の意味がわからないのとおなじような状態なのだと言われています。

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